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「悟さん、とりあえず移動した方がいいと思います。じきにここに黒川が来ると思いますので……」
「そうだねぇ……。でも俺、もう我慢できないんだよね。お姫様が可愛く抵抗するから、ほら、俺のこれパンパン」
悟はベルトを外してズボンを下ろすと、中からぶるりと昂りが飛び出してきた。
「これ、抜かないとどうにもなんないから、一回ここで軽く抜いてから行くかな」
「手早くお願いしますよ」
分かった分かったと笑いながら、悟は遥のズボンと下着を一気に脱がせた。
「遥ちゃんの、萎えてるね。ふふっ。ちっちゃくて可愛い」
「んー、んーっ」
悟の冷たい手が遥の縮こまった性器に触れると、気持ち悪さから全身にぞわぞわと悪寒が走った。
これから何をされるのか、遥にももう十分分かっている。
これから僕はこの人に犯されるんだ…。
何度も危険な目に遭ってきたけれど、最後の一線だけは越えずに済んできた。
だが、今回だけはもう逃げられる気がしない。
冴子に連れ出された時、本気で抵抗すればこんなことにはならなかった。
ちょっとだけ冴子に付き合って、すぐに戻ればいいかなどという自分の甘い考えが、この最悪の事態を招いたのだ。
本当に僕は馬鹿だ。
誠吾さんも、流石に今回ばかりは呆れるに違いない。
こんな人に無理矢理体を開かれるなんて……絶対に嫌だ。
「最近ここ、誠吾に可愛がってもらってないの?やりまくって緩いかと思ってたのに、しっかり閉じちゃってるねぇ……」
悟は鞄の中から取り出したローションのボトルの先端を、固く閉じた遥の蕾に捩じ込んだ。
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