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「遥と体が繋がってるとよ、心も繋がってる気がするんだ。体を重ねてそんな風に思えるのは遥だけだぞ。変な心配するな」
「よかった……」
遥はホッとした表情で、胸をなでおろした。
ずっと胸に引っかかっていた悩みが、誠吾の言葉で解消されていく。
話をしないと分からないこともいっぱいあるんだな。
これからは、不安なことも心配なこともちゃんと口に出して話をしよう。
「これからは、もっと、いっぱい、話をしましょうね」
「そうだな。お互い変な誤解をしねぇようにな」
顔を見合わせてふふっと笑って、またキスをした。あまりにも幸せで……心から満たされている。
お互いが、相手をもう離さないと心に誓っていた。
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