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誠吾は蕩けて力の抜けた遥の体を抱き上げて、そっとベッドに横たえた。
「激しくしないから……いいか？」
「そんなの、いいに決まってます…」
遥のシャツを捲ると、ほんのり色付いた白い素肌が現れる。
胸の飾りは、まだ触れてもいないのにピンと立ち上がっていた。
誠吾はそこに指を這わせてぎゅっと押す。
「あ……っ」
「キスだけでここをこんなに勃たせて……。本当に遥は可愛いなぁ」
胸の上で自己主張をするそこを誠吾はぺろりと舐めあげた。
ビクビクと遥が体を仰け反らせる。
誠吾がいつも触るので、すっかり胸を開発された遥は少しの刺激でも強い快楽を味わえるようになっていた。
「服、脱がないと……汚れちゃう」
「そうだな」
誠吾は遥の衣服を簡単に取り払い、自分の衣服も脱ぎ捨てた。
逞しい体が露わになると、うっとりした顔で遥は誠吾の下肢に触れた。
「おっきい………」
「遥に触れるだけでこうなるんだ。ガキみたいで恥ずかしいな」
苦笑する誠吾を遥は両腕を伸ばして自分の方に引き寄せた。
「僕に興奮してくれて……嬉しいです」
「遥も勃ってるな。一回抜くか」
誠吾は猛った自身を遥の屹立に重ねてゆるゆると扱き始めた。既にお互いの先端は先走りに濡れており、滑りよく擦れて体温も呼吸も高まっていく。
「これ、こすれて……気持ちいい…はあっ」
「ああ。気持ちいいな……すぐ出そうだ」
たった二日体を重ねなかっただけなのに、既に達しそうなほどお互いに興奮していた。
遥が学校に通うという今までなかった状況が、お互いをより深く求める材料となっている。
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