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指で内壁を擦られて、遥はまた自身が硬く張り詰めていくのを感じていた。
さきほど吐き出したばかりだいうのに、恥ずかしい……。
そう頭では思っても、自分の体は貪欲に誠吾を求めている。
早く誠吾と繋がりたい。
熱いもので自分の中を満たして欲しい。
「誠吾さん、もう、挿れて……」
「ああ。俺も……遥の中に挿れたい…」
後孔から指を引き抜くと、そこに閉じる暇も与えず誠吾は自身の屹立を宛がった。
ずぷりと切っ先を挿入すれば、柔らかくなった遥の内壁は誠吾を誘うように蠢く。
「あっ……あああっ……はいって、あんっ」
「遥……声、抑えろ。皆にお前のイイ声聞かせてやるな」
遥は涙目でこくこくと頷くと、歯を食いしばって嬌声を必死で堪えた。
ゆっくりとした動きで誠吾は腰を進め、遥の中に自身を埋め込んでいく。
何度となく誠吾を受け入れた遥の体は、すっかり誠吾の形を覚えており、圧迫感はあるものの痛みは全く感じない。
「ああ……最高だ……遥」
「んっ……ふっ……んんっ………」
熱杭を根元まで埋め込んで最奥に到達すると、誠吾は一度動きを止めて遥の様子を見た。
遥は蕩けた表情で、息を荒らげて体を震わせている。遥の屹立からはトロトロと液体が溢れており、遥もちゃんと感じてくれているのが嬉しかった。
普段は清楚で可愛いらしいのに、ベッドの上ではこんなに感じやすくて乱れるだなんて…本当に俺の遥は最高だ。
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