2796人が本棚に入れています
本棚に追加
自分達が無理矢理に口淫をさせた癖に、遥のことを酷い淫乱だとなじってくる。
屈辱的なことを言われても、遥は行為に集中した。
こうしていれば、とりあえず僕も山田さんも島村さんも殺されることは無い。
熱を吐き出して山田さんが落ち着けばいいのだけど……。
誠吾さんにはこんなところは見られたくない。なんとか隙を見て皆で逃げ出さないと…。
「尾崎…こんなの……ごめん、ごめんな。…」
山田は泣きながら遥に口淫されていた。
気持ちよすぎて遥の口の中に欲望を吐き出したい思いと必死に戦っている。
遥にはこんなことをさせたくなかった。
まるで本当の友達みたいに優しく接して貰ったのに。
ぴちゃびちゃと濡れた音と、山田の激しい息遣いの音が響く。
山田はもう限界だった。
下半身が爆発しそうに熱くなっている。
「済まない……出る……」
「んんんっ………」
山田の屹立が遥の口内でぐっと大きくなったかと思うと、次の瞬間には遥の喉奥に熱いものが叩きつけられるように注がれた。
それと同時に口からずるりと山田のモノが抜け落ちる。
遥が出されたものを吐き出そうとすると、粘ついたその液体は喉に張り付いて吐き出すことができなかった。
誠吾に口淫をしたことはあったが、口の中に出されたのは初めてなのでどうしていいか分からない。
「げほっ……げほっ……ぐえっ…」
吐き出そうとして嘔吐いてしまい、遥は床に嘔吐してしまった。
苦しくて喘ぐように呼吸をする遥を見て、悟が面白そうにゲラゲラ笑う。
最初のコメントを投稿しよう!