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エピローグ
私は、お師匠の授業に本気になるのが遅すぎた。
だから正直、もっとお師匠の授業を頑張ればよかったと後悔している。
でも、お師匠の授業で習ったことは、ほとんど忘れていない。
卒業してから、お師匠に色々聞けたらいいな。
お師匠の教科のこと、お師匠が好きな音楽のこと。
お師匠がおらんくても、私は夢に向かって頑張るだけや。
それで、お師匠に良い結果を伝えたい。
早いけどそれが、高3の目標やな。
そして、今日も私は家を飛び出して、学校に向かう。
今日は、お師匠への手紙を持って。
静「縁垣先生、少しいいですか?」
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