【考察】日本人の心性

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【考察】日本人の心性

【考察】系は、極端に私の持論です。 悪しからず。 日本は母性文化だと思います。 “甘え”理論しかり、阿闍世コンプレックスしかり。そいいう意味では、やっぱり口唇期に比重があると思うんだよなー。 フロイトはプレエディパルを未成熟と考えたかもしれないけど、私は日本人の“和を持って…”の感覚の中にプレエディパルな一体感を感じます…これはこれで、ものすごい世界観。密着の度合いが違う。絆の強さが違う。 大河ドラマ見てても思うけど、日本人の関係性って自他境界がものすごく曖昧。親子にしろ、主従にしろ。あなたと私、という区分がほとんどなくて、あなたの中に私が内包されていたり(主人の命により喜んで死地に赴く的な)、私があなたを内包していたり(何があっても守り抜く的な)する。 娘を『嫁にやる』という言い方自体、まるで子供が自分の所有物のようですよね。 そういう文化。それでうまく収まってきた文化。なのでは。 (そういう意味で、海外理論をそのまま移植することにめちゃめちゃ違和感あったり…まあこれについては追々…。) 私は好きです。ので、主従BLとか大好き。あのもう、あなたと私が一つであるかのような感じ。他に類を見ない圧倒的密着感。 これぞまさに最初期の母子関係。ウィニコット的に言えば、「一人の赤ん坊というものは存在しない…」というやつです!ね!べったりー。 エディプスコンプレックスはない、は言い過ぎだけど…あるにはあるんだけど…でも激しさはない、感じ。 あ、でもこの前の大河は父親?おじさん?をお茶で殺してましたか? あれは大変わかりやすくエディプスコンプレックスですか?ちゃんと見てない。ごめんなさい。 で、日本はとても母性的な国だったんだけど、グローバル化で父性を持たねばならなくなっている、のが、苦しみなんではないかしらと。 最近はそんなことを思います。 色々が、甘えを許さない構造を持ち始めている、のでは?? だから、社会的地位のある人の下着ドロ的な、圧倒的退行を素地にした事件が起こるのでは? などと思う今日この頃でした。 春は変質者が増えるので、気を付けましょう。 では、ここまで! 2020.3.2
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