3人が本棚に入れています
本棚に追加
【漫画】四人のにびいろ
大好きなakabekoさんの作品です。
ついこの間全3巻で完結したばかりのほやほや。
衝撃を受けた、というかあまりにも私が書きたいものを描いてくれてしまった作品だったので、以下は完全に自分用メモです。
書く気を失う事はなかったのですが、あまりの上手さにやられてしまったので、分析して糧にします。。はい。。
以下ネタバレらしきものあり。
もうメモなので内容は書きません。
十川誠
・両親に愛されない【リビドーの固着点】
・山之辺=父、ベティ=母で疑似家族
・相=奪う者→与える者(3巻終盤、相が心中ゲロった時点で)へ変化
十川相
・誰にも愛されない一人ぼっちの自分を誠だけが見てくれる→誠を独り占めにしたい
・山之辺、ベティは自分から誠を奪う者だからどちらも邪魔
・自分だけのものにしたいから誠を追い詰める
・副産物として憎まれる→自分を見てくれる→表面的には無自覚の喜び
圧倒的執着心と情念。ないものを埋め合う二人がピタリと噛み合うというのはこういう事。
分析の結果分かった事。
・どちらか片方はシンプルに行動で示すタイプの方がわかりやすい【うちの子は二人とも内に秘めるタイプのせいで論点が見えにくい】
・焦点は一点に絞るべき【内面を書きすぎて混乱が生じている】
・サブキャラの有効活用(アクティングアウトの道具として使う)【内面の動きに偏りすぎている。もっとシンプルに行動化させると分かり易い】
読み終えてからめちゃめちゃ自己反省したけど、これは本当に最高でした。
こんな話をきちんと、漫画でやれちゃうの本当にすごい。。すごい。。
では、今日はここまで。
2020.3.7
最初のコメントを投稿しよう!