第0章 母の日記

2/5
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/77ページ
深夜、オフィスの明かりが消えるころ とある部屋だけ電気がついていた 警備員が不審に思い入るとそこには1人の男がいた 「あの?」 警備員が声をかけると男は 「あ、消灯ですか?すいません今出ますね」 そういうとカバンとコートを持ちオフィスを出た 「また見入っちゃったな」 そういうと男はケータイを取り出し 電話をかけ始めた 「ごめん、遅くなっちゃったこれから帰るよ」 そういうと電話を切り車に乗り込んだ 「明日も早いのに、早く帰らなきゃ」 そうつぶやきながら車を走らせた 家に着くと一人の女性がいた 「あ、竜司おかえり!」 そういうと笑顔で男を迎え入れた 「ごめん、遅くなって」 「またパパのこと?」 「うん、ちょっと気になって」 竜司と呼ばれた男は話を終えると 再び自分のパソコンへと向かった 「やっぱり、この事件って・・・・」 そういうと一つの捜査資料を見始めた
/77ページ

最初のコメントを投稿しよう!