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深夜、オフィスの明かりが消えるころ
とある部屋だけ電気がついていた
警備員が不審に思い入るとそこには1人の男がいた
「あの?」
警備員が声をかけると男は
「あ、消灯ですか?すいません今出ますね」
そういうとカバンとコートを持ちオフィスを出た
「また見入っちゃったな」
そういうと男はケータイを取り出し
電話をかけ始めた
「ごめん、遅くなっちゃったこれから帰るよ」
そういうと電話を切り車に乗り込んだ
「明日も早いのに、早く帰らなきゃ」
そうつぶやきながら車を走らせた
家に着くと一人の女性がいた
「あ、竜司おかえり!」
そういうと笑顔で男を迎え入れた
「ごめん、遅くなって」
「またパパのこと?」
「うん、ちょっと気になって」
竜司と呼ばれた男は話を終えると
再び自分のパソコンへと向かった
「やっぱり、この事件って・・・・」
そういうと一つの捜査資料を見始めた
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