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その夜いつもの居酒屋に行くと竜がいた
「あ、りゅー!」
そういうと撫子は真っ先に竜に抱きついた
「あの・・・ごめんね片桐君」
「生嶋さん?あぁいやどうしたの?」
「佳子っちがねりゅーにお礼をって」
「あぁ、いやむしろ撫子のおかげだからさ」
「ううん、違うの実はね」
そういうと佳子はあの男に脅されていた経緯を話した
「・・・・そっか」
「ほんっとごめん!」
「まぁ、しゃあないよ、な?」
「か、かごっちぃ・・・・」
竜の隣にいた撫子が泣き始めた
「そんな大事なことなんで話さなかったんだよぉ」
「ごめん・・・・」
実はあの夜佳子がたまたまあの男に出くわして
以前の話をしてしまったのが原因だったようだ
「二人にはマジで迷惑かけた!」
「それなら仕方ないよ」
「ヴん、りゅーの言うどおり」
「じゃあ、今日は生嶋さんの奢りで」
竜がふざけて言うと
「そのつもり!何でも食べて!」
「じゃあ、大盛りからあげ4人前と・・・・・」
その夜は3人でおおいに盛り上がった
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