第2章 追憶:事件前夜

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歓迎会から1週間が過ぎたころ 学校にも慣れ始めた二人はいつものごとく登校していた 「はぁ今日の小テスト不安・・・・」 「まぁでもテキスト持ち込みできるし範囲も狭いからいけるだろ」 「りゅーにとっては楽勝でも私にとってはきついの!!」 「ま、赤点取らないようにな」 そういうと二人は教室に入った 授業が終わると竜は食堂に向かった 「お、生嶋!」 「おーギリー」 「その呼び方何とかなんない?」 「え?いいじゃん海外アーティストっぽくて」 「昔いたパフォーマーにそれに近いあだ名あったんだけど」 「へーそなんだ」 そんな会話をしていると後ろからとび蹴りをされた 「浮気者」 「なぜ、君はそう判断した?」 「世界一の美女をほっといたから」 「・・・・・・はぁ」 「撫子お疲れ!」 「佳子っちぃぃ」 「俺席移動しよ」 「駄目です、りゅーはそこで反省文1万枚書きなさい」 「世界一の美女様すんませーん」 「・・・・・・許す」 「うん、私が邪魔だわ」 3人はあの夜以降仲良くなった 学校内では女二人を連れまわす男 とレッテルを張られてしまった
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