第2章 追憶:事件前夜

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        '2038年6月2日' 撫子はいつも通り学校に行く支度をしていた 「今日は確か・・・・」 そう呟きながら支度をしていると連絡が来た 「ん?りゅー?」 そういってケータイを見ると竜から今日の学校を休むときていた 「お母さんのことでかな?」 そう思いながら返信をした その後支度を済ませると学校へと向かった 学校に着くと佳子がうなだれていた 「おはー佳子っち!!」 「あーおはよー撫子ー」 「どったの?うなだれて」 「昨日の合コン・・・・」 「あー・・・・」 「もう私に王子様こないのかな・・・」 とそんな会話をしている間に授業が始まった 授業が終わると撫子は佳子と食堂に向かった 「で、結局いい人がいなかったっと」 「いいよね撫子はギリーがいて」 「りゅーは王子様ってよりは・・・・破壊神?」 「自分の彼氏にそんなこと言う?」 「あはは、冗談」 くだらない話をしていると撫子のケータイに連絡が来た 「っとそんな話してたらりゅーからだ」 「破壊神彼氏?」 「やめて!もう!!」 ケータイを確認すると竜から午後の授業に出るとのことだった
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