第3章 追憶:帝都大天空塔立てこもり事件

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その人物とは 以前撫子に名刺を渡した 小田島大三郎だった 名刺の連絡先にかけると大三郎が出た 「あ、すいませんいきなり」 「あぁこの間の御嬢さんどうしたんですか?」 「あの、りゅーは?」 「大丈夫、今は落ち着いているよ」 「よかった・・・・」 「それで私に電話をしてきたということは」 「あのりゅーの事教えてください」 そういうと大三郎から事の顛末を聞いた 「・・・・・そんなことが」 「それで彼には私直属の部下になってもらおうと」 「え・・・・」 「しばらくだが君とも会えない」 「そう・・・ですか」 「それでだ君に頼みがあってな」 そういうと大三郎が3つの要求をした 1つ目は今いる家を引き払い大三郎の用意した家に住む 2つ目は直属のチームとしてきちんと成果がでるまで連絡をしない 3つ目は竜のことを最後まで信じてほしい とのことだった 撫子は 「はい、大丈夫です」 というと数日で家のものを整理し 大学をやめ大三郎の指定した家へと向かった 引っ越しの当日大三郎が来た
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