第4章 追憶:JOKER事件

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母の日記に残された父とのなれ初めを読んだ後 竜司はその日記を閉じた 「そうか母さんはそんなに父さんの事」 そうつぶやくと手元にあったコーヒーを飲みほした 「さて、次・・・・ってやばっ」 壁にかかった時計を見るとすでに朝の3時だった 「気になると時間度外視で集中する癖どうにかしないと」 そういうと竜司はベッドに入り眠った 翌日 竜司が起きるとすでに母の姿がなかった 「母さん?メモだ」 そこには 「"友達と出かけてきます。ご飯は適当に食べてね!"」 と書いてあった 「適当・・・・」 そういうと冷蔵庫から食材を取出し料理し始めた 食事を終えると部屋に戻りパソコンを開いた するとメールが届いていた 「霧矢叔父さん?」 霧矢からだった 「"前に言った資料だけど一部コピーあったから渡すね"」 資料と共に一言添えられていた 「これって・・・・」 竜司が中身をみると驚きの事件が記してあった そのデータを開け少し読むと再びメールの画面をだし 「"編集長すいません、今日もお休みもらいます"」 そう送るとすぐに返信が来た 「"バーカ、しばらく休め!こっちは大丈夫だから"」 その返信を受け取ると 「"ありがとうございます"」 そう送ると再び資料に目を通し始めた
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