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第1章 1 常陸国の名門・大薮家
ここは常陸国(現 茨城県)
この大薮家という一族に姫棟梁と呼ばれた姫がいた。
その名は 大薮 結沙(おおやぶ ゆうさ)。
この姫は名門・大薮家の最後の跡取り娘。
それには訳があった…残酷な過去のせいで…
ーそれは5年前、常陸国 大薮家の屋敷ー
その日はは、幕府に出陣命令前の戦勝祈願の為に家臣たちと酒を飲んでいた時
「さぁ!今日は、戦勝祈願のために飲むぞー!」
前の棟梁、つまり結沙にとってお父さんが言った。
元々お酒を飲むのは好きで飲むでいたが今日はいつも以上に飲んでいた。
「棟梁様?、いつも以上に飲みすぎでは??」
心配そうに問いかける、
「あはは、心配し過ぎじゃ!」
完全酔っている…前の棟梁。
〜しかしその心配は現実なるとは誰も思っていなかった〜
ー2へと続くー
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