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………
先生たちが待つ
ポイント地点は
スカイ◯リーから
比較的近い所だった…
私たちの他にも
生徒たちがチェックしてもらっていて
その中に里依紗たちが居るかと
思ったけれど…居なかった
周りを見渡したけれど
やはり居ない…
ふぅ…
高世くんにも悪いし
スマホを見ると
そろそろ待ち合わせ時間にもなる
「紺野さん?」
「ん?…うわぁ!」
高世くんの顔が近くて
驚き…その拍子に尻餅をついた
「大丈夫?紺野さん?」
手を直ぐ差し伸べてくれて
私はその手を遠慮がちに掴み
立ち上がった
「ありがとう。高世くん。」
私は何度…高世くんに
助けてもらってるんだろう…
「うん。…そろそろ
和久井たちとの待ち合わせ時間だけど…
どうする?何処かで店に入って待つ?」
良いの?
私と一緒に居ても…
私は悪いからひとりで里依紗を
待とうと伝えようと思い
「あのね…紺野くん。」
その先を言おうとしたら
「つばさ!」
この声は…?
タイミングよく…里依紗に名前を呼ばれた
………
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