Epilogue

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「そう……わかった。じゃあ、結婚式は少し先になるとして、籍だけは速攻で入れたいから、早くここに引っ越してきてくれよ……麻琴の美味(おい)しい料理、毎日でも食べたい」 ……先刻(さっき)は『すっごい集中力で僕のことを放ったらかしにするから』『もう、つくらなくていい』っておっしゃってませんでしたか? しかし、今の恭介の食生活では「医者の不養生」真っしぐらだ。 そして、なによりも、麻琴が恭介とずっと一緒にいたい。早く、一緒に暮らしたい。 「麻琴自身も……毎日、食べたい」
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