第1章 この本、もしかして

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目的地行きの駅に着いた。外は一面真っ白で、当然歩く時は気をつけなければいけない。 着いたはいいものの、別に何時に帰らなければいけないというものは無かった。その分、すぐ行こうか駅直結のデパートでも見に行くかを心の中で考えていた。 私は迷わなかった。 駅の入り口から、直結した扉を開き、目の前にある珈琲屋さんに向かった。 「ブレンドコーヒーを一つお願いします」 「はい、306円になります。。。では、1011円からお預かりします。こちら、705円のお返しになります。あちらのテーブルでお渡ししますので、少々お待ちください」
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