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準也くんは元気よくご飯を食べながら話す。
「ねぇねぇ、知ってる?翼とおじさん喧嘩してるって」
「え、そうなの?」
「ねー誰それ」
「おじさんはおじさんだよー明人おじさん。なんかね、メアリーのアシスタントもしたことあったみたい。だからね、君はカメラマンになるために来たんじゃないのか?って聞いたみたい。そしたら翼から嫌われたって」
「ふーん、明人は本物のカメラマンだね。すごいや。翼はメアリーが1番に今も考えてくれてたらいいね」
「ねー、準也くんのおじさんってどんな人?日本人?」
「ふみちゃんも会ってる。ちっちゃくて頭薄いよ」
そういえば、いつか見たような…
「えー、まじ?あの人なの?似てないね」
「そう?おじさんはすごいカメラマンになるに違いない。日本に帰ったけど、いつか仕事一緒にしたいよ」
「準也はセンスあるから大丈夫だよ!カメラマンにもなれるよー」
「ミナキに言われたら嬉しいー!できる気がしてきた!」
「ねー蘭をだっこしてー」
あれれ、蘭ちゃんはご飯食べ終わって準也くんにおねだりとは。
「蘭ちゃん、ご飯食べてるからね」
「いいよ!わー!軽いー!」
なぞの感想だけど、蘭ちゃん喜んでるし、ミナキも喜んでるし、この人は害なさそう。お弟子さんだしね〜
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