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早速、近所のコンビニで予算の関係上、菓子パンと白い牛乳で腹を満たそうと思い、出掛けた。
俺は牛乳が好きだ、あの白い液体が俺の喉をゴックゴックと通り過ぎ、胃袋にドップドップと下り落ちるバリュウムの如き様を想像するだけでも生唾が出て、胃がキュウと鳴ってしまう程である。
そんな意気揚々と、ワッシワッシとサンダルを滑らせる俺の目の前に、俺が今朝不幸な目覚めを迎えるに至った元凶であるあの女が、またしても現れ出たではないか。
場所は俺の進行方向、前方約五十メートル、今回はなんと男に路上に押さえつけられ、まるで子供のようにジタバタと手足を振り回している。
やはり、変な女だ。道路に寝っころがるのが趣味なのだろうか?
俺は女を見なかったことにして、横道に逸れ足を進めた。ところがあの小娘め、俺を目敏く発見するなり、さり気なく手で顔を隠していた俺に向かって叫びやがった。
「助けて!」
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