転生就活始まります!

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私には負けられない戦いがある。 それは転生をかけた神々に面接所謂、就活ならぬ転生活動、転活をしなければならない! 「トラックに轢かれたことは資格としてアピールポイント高いって聞くし、引きこもりや成績が残念とかニートとか割とクズでもいい世界に行けてるらしい。」 ぶつぶつと面接室の前で待っていると肩を掴まれ後ろを振り返る。 「あんた詳しいな!よし決めた! 今からお前は俺のライバルだ!」 ビシィっと効果音がつきそうな感じに見知らぬ男子高校生が私を指さしていた。 「ライバルも何も転生先が決まる面接だから君とはジャンルが違うかもしれないよ?」 「いいや、例えジャンルが違ったとしてもお前と俺は巡り合う運命な気がする!」 こうして、私は後に戦友と書いてライバルと読む相手に出会ったのである。
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