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腹をポンポンと叩く無道
お公「？」
〇回想
先の場面の続き
権太に刀を向ける無道
（回想 終わり）
お公「まさか・・・食ったのか？」
無道「（笑う）旨かったぜえ」
お公「嘘だ！」
無道「俺も懸命に守ったんだがなあ」
お公「この人でなし！」
無道「人聞きの悪い事を言うなよ。
これでも
お前の腹に入れてやろうと思ったんだぜ？」
お公「何を。・・・！！」
〇回想 店にて
無道初登場の場面
貝焼きをお公に差し出すも断られる
貝焼きのつみれに使われていた
その肉は・・・
無道「愛しい飼い犬を主が喰らい。
身も心も１つになる。
それこそ究極の粋ってモンだろ！
その絶好の機会を与えてやったんだぜ？」
大粒の涙を流すお公
お公「・・・権太！
ゴメン・・・ゴメンなさい！
私・・・」
刀を抜く無道
無道「安心しな。
今すぐ同じ場所へ送ってやるよ。
だが少し待っていろ。
お前の知らせを聞いて
親父も血相を変えてここへ来るだろう。
ツケ代と纏めて葬ってやる」
足音が聞こえる
無道「ほら来た。・・・？」
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