その男、犬丸

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無道「だよなあ!」 犬丸「でも、いつか あらゆる生類が家族として 分け隔て無く暮らせる そんな日が来る事を信じている その為には 家族愛を高らかに語る人が 不可欠なんだ」    無道、目で合図を送る    手下達が静かに犬丸の背後に付く 無道「テメエは犬の肩を持つのか」 犬丸「(微笑む)いいや、ただ・・・」    背後より襲いかかる手下    それを一瞬で蹴散らす 犬丸「(睨む) 人も犬も、 あらゆる生類の命を軽んじて 悪戯に奪う者だけは どうしても放っておけないだけだ!」
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