神様が与えてくれた時間

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権太「ありがとう。 先ずはお父さんの事だ、 彼をどうか許してやってくれ」    無道から渡された権太の遺体    秘密裏に家畜と差し替えて埋葬した    無道の差し金により    お公にも言えず    1人苦悩する    犬丸が封書を持って訪れた時に    真実を語る 権太「1番辛い思いをしたのは彼だ」 お公「大丈夫。 お父さんの事信じていたもん」 権太「そしてもう1つ。 私は貴女を愛している。 この数年間。 毎日が本当に幸せだった。 私の姿が見えなくなっても、 貴女を見守っている」 お公「(涙を流す) うん!私もずっと忘れない! ありがとう!」    足下の茂みから音がする お公「誰!?」    白い子犬(野良犬)が出てくる    再び見上げると権太が居ない お公「きっと権太の生まれ変わりね。 権太の分も大事に育てるから。 天国で見ていてね」    大事に抱きかかえ立ち去るお公
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