471人が本棚に入れています
本棚に追加
光と闇2
私は、目の前の光り輝く男を
心底、憎いと思った。
なぜそう思ったのかは分からない。
見た瞬間、ただ直感で、そう思ったのだ。
私には、理解できない。
なぜ彼が笑い、苦しみ、そして、私を止めようとするのか。
何一つ、彼に共感することが出来ない。
だからこそ、私は、彼の守るものすべてに、刃物を向け続けるのだろう。
俺は、目の前の邪悪な黒い空気に身を包む女性を見た瞬間
頭が真っ白になった。
それは、彼女の言動、行動、そして感情のすべてが、俺の理解の範囲を超過していたからだ。
だからこそ俺は、目の前の女性が抱える闇や苦しみと、向き合う覚悟を決めたのだ。
そして、俺たちが会い、目を合わせた瞬間に、事態は最悪の方向へと進んで行くことになる。
最初のコメントを投稿しよう!