突き落とし事件
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団地から漏れてくる光を頼りに、急な坂道を登って行く。いつもは息が切れてしまう坂道も今日は苦痛じゃなかった。 何棟も並ぶ団地。その中に私の住まいの団地を見つけ、歩いて行く。そして彼は突然歩みを止め、 「土曜は父も来る。ちゃんと交際報告をしたい」 彼の優しく真面目な言い方に私は、こっくり頷いた。人の姿も沢山あった。そんな中で彼は「おやすみ」と、告げる。私も「おやすみなさい」と、手を振った。
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