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「なっちゃん、おはよ!」
ゆっこが、軽くポンと私の肩を叩いた。
「あぁ、おはよう」
ゆっこも、女の子に囲まれてる村井君を一瞥した。そして、私に近寄って来た。
「ちょっと、あんた達どうなってるのよ。あれでいいの?」
心配そうに口を歪めるゆっこ。
春休み中丸の内まで映画を見に一緒に行ったとき、松原さんと村井君のことを、お茶した喫茶店で話した。それを聞いてゆっこは瞠目していた。
食べていたホットサンドを思わずお皿の上に、落としてしまったのだ。
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