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あとがき
このたびは、わたくしの小説、「思い出になる前に・・・」を最後までご購読いただきまして、誠にありがとうございました。
正直なことを言いますと、このようなジャンルの話は苦手です。
書くのも読むのも、かなり苦手でした。
それなのに、どうしてこのようなジャンルに手を出したのか。
簡単に言うと、自分の中の引き出しを増やしたいと考えたからです。
元々演劇作品として発表したところ、思いのほか反響があり、非常に嬉しく思った記憶があります。
それからは、ジャンルにとらわれず、色々な作品を小説として読むようになり、演劇として書くジャンルも増えました。
今後読んでいただく方も、ぜひ1作目とご一緒に見ていただけたら幸いです。
すぐに、次の作品にとりかかりたいと思いますので、どうか今後とも、わたくしの小説をよろしくお願いいたします。
内容の事に少しだけ触れます。
この後の展開ですが、若林がどうなったのか、実は決めていません。
あのまま死んでしまったのか、それとも助かったのか。
助かったとしたら、その後どうなったのか。
谷口、稲村、三好のその後の人生もどうなったのか、わかりません。
読んでいただいた方々にお願いです。
どうか自分達の中での結論を出して、読み終わってからも、その先を楽しんでみてください。
読者にすべてを委ねているようで卑怯な作者だと思われるかもしれませんが、これもまた小説の楽しみ方の1つだと思っています。
けんじ
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