後悔と報復

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後悔と報復

翌日、彼を心療内科に送り、ワタシは車内で待ちました。(ワタシの考え方が間違っていたの?) ワタシは迂闊な自身の言動を漸く後悔しました。(だって、彼が最初からハッキリと結婚を前提に付き合って欲しい、って言ってくれれば‼)と、ワタシは懸命に自分を正当化しようと考えていましたけれど、彼が、其処までワタシの事を愛してくれているとは信じられなかったのです。 彼は病院から出て来ると「軽い鬱病みたい...」と言って「ホテルで休もう」と再び近くのラブホへ向かったのです。 ラブホに入って二人で服を脱いでバスルームの湯槽に浸かり、ワタシは彼にキスをして抱き合い彼の下半身に手を伸ばし愛撫しましたが、何時もの反応は有りませんでした。直ぐに固くなる彼の分身は柔らかな状態のままでしたが、ワタシ自身は彼の愛撫で感じてしまい申し訳ない気持ちと残念な気持ちでワタシは更に強く彼の下半身を愛撫して見ましたが反応はありませんでした。ワタシは彼を湯槽の縁に座らせて顔を埋めて口と舌で長く愛して見ましたが彼は「無理だから、もう、いいよ」と言ってバスルームを出てしまったのです。 ワタシは(婚約指輪処か棄てられてしまうかも?やっぱり克彦と再び逢う事になるのかな?)と不安に襲われました。ワタシもバスルームから出てベッドに仰向けに寝てAVを観ている彼にキスして抱き付くと腕枕してくれましたが、彼は視線を合わせてくれません「ねえ、こっち向いてよ」ワタシは再度、彼にキスを求めると舌を絡めて応じてくれましたが気乗りしていない様子でした。ワタシは再び彼の下半身に顔を埋めて懸命に口に含みむと彼もワタシの下半身を口と舌で愛撫してくれましたが彼の男性自身が固く逞しく成る事はありませんでした。ワタシは罪悪感を抱きながら自分だけ感じてしまったのです。 彼が何を考えているのかワタシは凄く不安になりました。同時にそこまで愛していてくれた事実に気付かなかった自分の迂闊な言動を悔やみました。ワタシは彼とひとつに生る事を、この日は諦めてピッタリと抱き付き無言の時間を過ごしたのです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~ 私は鬱状態に陥り、どうにも気分が落ち込んで何もかも嫌になりましたので心療内科で薬を処方してもらい、特にやる事も無いので彼女と近隣のラブホに再度入りました。気まずい雰囲気の中、取り合えず風呂に浸かりますと彼女が絡んで来たのでキスしましたが(この柔かな唇で他の男性自身を含み体液を呑み込んだ後に私とキスしていたのかと思うと何とも、やりキレない気持ちで、この場で殺してやりたい怒りを抑えるのが、困難な程でした!) それでも、怒りに任せて別れを切り出す気持ちにも成れず、私は困惑する他無かったのです。 (馬鹿なんだな!アスペだし‼マジで発達障害‼) 心の中で彼女を罵倒しつつ絡んでくる聡子の白くスリムな躯を御義理で愛撫すると微かな喘ぎ声を出したので、また、私は(あー馬鹿‼アスペ‼能無し)と心の中で罵倒し続けたのです。 バスルームで懸命に絡み付いてくる彼女が煩わしくなり、私は先に出てベッドで彼女に対する報復を考えておりました。 怒りと沈む心で性的興奮など無いに係わらず彼女は懸命に私の躯を刺激し続けますが、私の心は一向に性的欲求を許否し続けますが不憫にも思えましたから、私も彼女の下半身に顔を密着させ御義理に愛してみると彼女は感じ始めてしまい、私は、彼女が他の男とも頻繁に躯を重ねていた事実に、更に鬱な気分に襲われました。 「もう、止めて」私は彼女に指示して白い肩を抱き寄せ、ずっと報復について考慮して、この日を終えたのです。
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