復讐のご褒美

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復讐のご褒美

其から二週間程で彼の機嫌と体調は治り、再びワタシの躯を求めてくれる様になりました。ワタシはひとまず棄てられなかった事に安心しましたが彼は以前よりハードルを上げてきました。其は今までより激しく厳しい性行為となり、所謂、羞恥的な行為が増えて行ったのです。ワタシの体内に性的玩具を挿入した状態での買い物や食事などを彼は要求してきました。明るい店内でオーダーを取りに来たウェイターさんの目の前でスイッチをオンにされワタシは必死で躯の反応を悟られまいと我慢したり、アダルトショップ内でオンオフを繰り返されたりと云う行為を行いました。彼と二人きりの行為であればワタシは例え其が変態的なモノでも付き合える自信がありましたが他人様の目の前での性的行為には大変な抵抗感と恥ずかしさがありました。でも、次第にワタシは羞恥的な行為に興奮する様な躯に変化して行ったのです。 ワタシの躯の芯から性的欲求が因り強く沸き上がり、ワタシは彼の男性を何度も飽くこと無く激しく求め成行で宿泊のデートが増えて行きました。 約1カ月後、彼は突然「婚約指輪買ってやるよ」とワタシを宝飾店に連れていってくれたのです。ワタシは天にも昇る様な気持ちでした。宝飾店など若くしてデキ婚したワタシには縁が無かった場所でしたから...世間様と比較すれば、その価格は其ほどの物では無いかも知れませんがワタシは自身の価値を評価して貰えた喜びに胸が高鳴り、彼が本気でワタシを愛してくれている事を実感していたのです。ワタシは、もっと、もっと彼が望みワタシが叶えてあげられる行為があるのなら受け入れようと思いました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 私の精神と体調は半月程で何とか落ち着きを取り戻し彼女と躯を重ねられる様になりましたが、私の心に芽生えた残虐な復讐心を満たす為に、彼女が演じる清楚で無垢な女性像を破壊する事を考えておりました。 それは公共の場所での淫らな行為であり、彼女の普段演じる清楚で真面目な女を痛め付けると云う考えでした。それはそうでしょう、平気で二股交際していた女が清楚で無垢で真面目な演技をしているのですから、私は容赦しませんでした。 私と彼女は様々な場所で淫らな行為を繰返し、やがて彼女は人様の目の前で蕩けた表情で感じるように成って行きました。 そして、激しく求めました。 (聡子はエムなんだな...)私は、この頃から彼女の性的な本質はエム体質である事を認識し始めました。彼女はSMルームの在るラブホで拘束される行為を好みましたが、私は帰路に彼女を車から降ろし屋外での性行為まで行い彼女を試して見たのです。彼女は非常に嫌がりましたが性行為の撮影までするに至り、私は漸く彼女を赦す気持ちとなり、彼女が希望していた婚約指輪をプレゼントする気持ちになれました。
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