肩透かし

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肩透かし

社長との次のデートは1週間後でした。 その間にワタシはセフレの克彦と3回躰を重ね彼の精を6回飲み干し、社長とのデート当日午前中は愛人としての務めを果たしてから夕方の社長とのデートに臨みました。 (今日は抱かれる...)と、思っていましたが、手を繋ぎ映画を観て食事を済ますと、社長は前回より濃密なキスをしただけで帰宅してしまったのです。ワタシは、(構われているのかな?)と少しガッカリしてしまいました。(やっぱり、真剣に付き合う気が無いのかな?)と思ったワタシは3日後のデートで真剣に聞いてみようと考えました。 そんな事を考えていたワタシに社長は別れ際「次は帰さないよ‼」と告げたのです。もしかして、本気で愛してくれるのかな?それでも、ワタシは社長とのデート前日にセフレと逢っていたのです。 ~~~~~~~~~~~~~~ 私は映画に夢中でしたが聡子の様子を伺うとイマイチ楽しめて無いようなので、手を握り彼女の太腿の上に置き何気無く反応を見ましたが抵抗感は無いようなので、(今日、ホテルに連れていってもいいかなぁ?)、と思案しましたが、飢えた若者でもあるまいし、計画通り次回に持ち越しする事に決めて帰りの車内で聡子に濃厚に舌を絡めたキスをしてから、次回は覚悟するように伝えて別れました。彼女から欲情したメスの匂いが漂っていたので迷いが有ったのは確かです。
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