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もう直ぐ順番がくる、耳を澄まさないと
慈雨「天野慈雨幸慈の弟です。好きなのはお花です。」
幸慈「天野幸慈といいます。慈雨の兄です。弟を傷付けないでね。」
もう直ぐ自分の番、、、次の人の後、、
時雨「えっと、永原時雨で、です。よ、よろしくお願いします。」
もう自分の番か、、、もうやだ。
蒼「、、、櫻木蒼」('・-・')
あっちゃー、やっちゃった、コミュ障出た。嫌な奴(言葉悪い奴)認定だ!小説でも読んで忘れよう。
おや?お隣が何か興味深々?に見てくる。
時雨「あの、それって今人気の本ですか?」
この本が気になるのかな、数冊あるから貸そうかな。
蒼「、、、読む?」
時雨「い、良いんですか?」
蒼「どうぞ。」
時雨「あ、ありがとうございます。」
どっかの誰かさん並みのホカホカ笑顔が眩しい。幸せそうだ。
蒼「本好き?」
時雨「はい、大好きです。もしかして蒼さんもですか?」
おっしゃ!来たこれ!友達増えるよ!多分。
蒼「そしたら、いろんな系統の本があるから部屋来る?」
時雨「はい!あ、あの、お互い呼び捨てにしていいですか?」
蒼「それは、ありがたいですね。よろしく」
本をきっかけに友達が増えた。やったね!
次に役員を決めるらしい。
風景委員会、美化委員会、保体委員会、文化委員会、放送委員会、図書委員会、学級委員、委員会無し、
自分は本だけを読みたいので、 委員会無しに立候補した。時雨は図書委員会に入った。新しく本が入ったら、教えて貰おう。
役員が決まって時間もきた。
さぁ!本について語り合おう!そして本人はホカホカ顔(*^▽^*)になってる。そんなに本が好きなのか、、、仲間と言う事だ!やったぜ!
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