ジャミラ召喚

1/1
前へ
/237ページ
次へ

ジャミラ召喚

私の数少ない朋友ジャミラは、百五十センチの身長とおよそ百キロの体重の持ち主で、ゴミを保管しておくために使用するポリバケツをひっくり返して手足を生やしたような風体であった。 顔は怪獣のジャミラに似ていることから、いつからかあだ名がジャミラであった。 早速携帯を手に取り、ジャミラと連絡をとってみた。数コール呼び出した後で、ジャミラが寝起きの低い声で電話口に出てきた。
/237ページ

最初のコメントを投稿しよう!

35人が本棚に入れています
本棚に追加