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あとがき[佐野千秋の勤務日誌]
初の長編小説の完結です。[2020/05/18]
書いた動機はエブリスタさんがリニューアルする時のサービスで、書き出しレビューを応募者全員にするというのが動機です。
ええ、レビューが欲しかったからです。
条件は新作であるということ。
そこで何となく考えていた、小川三水シリーズの脇役であった佐野千秋を主役とした話をつくりました。その時のタイトルはこれ。
[いい気になるな!! ~佐野千秋の勤務日記~]
最初は小川三水シリーズのスピンオフのつもりでしたから、3万文字くらいの短編にする予定で、プロットでは、暴漢連中を叩きのめしてコンペを成功させ部長になるという予定でした。
ですが、よくキャラが勝手に動くなんていう話を聞きますが、今回初めてそれを体験しました。ラス前の千秋の決断は、書いている私も予想外でした。千秋ってこんなヤツだったんだなぁ、なんて書きながら思ったもんです。
おかげで3ヶ月くらいで終わる話がほぼ丸1年(途中けっこう休みましたが)かけて1冊分の内容となりましたね。だからタイトルは変更して
[佐野千秋〜エクセリオンのジャンヌダルクと呼ばれた女〜]
となりました。
千秋の話は続けようと思えばまだまだ書けたと思います。ですが私の目標は、書籍化およびメディアミックスできる作品を書く、なので1冊分の文字数でいったん区切る事にしました。
気が向いたら続編書くかもしれません。
小川三水の仲間達の[千秋とノブは如何にして出会ったか]はほぼ同じ話です。
[2020/06/01]
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