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真由さんは2浪中ということもあり、私よりも勉強は数段できる方でした。
私は分からない問題があると、真由さんを頼るようになっていました。
そして昼食を一緒に食べ、時には夕食もご一緒することもありました。
近くのファストフード店で食べる夕食は味気なかったですが、真由さんの話を聞くのは、それはそれで楽しいものでした。
自分は一流大学に通うために、予備校に通っている。
予備校なんて本当は来たくないけど、自分の夢を勝ち取るために、仕方なく来ている。
私はできないヤツらとは、違う。
自信に満ちた真由さんの言葉に、私は驚くばかりでした。
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