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「また反応来るまで時間ありますし、他に成仏できる方法がないか探してみませんか?」
「ほんとすまねぇな、田車さん」
「良いですよ、今日休みですから特にやる事無いですし」
田車はそう言って出かける準備を始める。
といっても何をしたらいいのかわからないので、とりあえず近くの神社や寺にダメ元で行ってみようと思っていたぐらいだったが。
「行きましょうか」
「おぅ、了解!」
外は春の陽気が過ぎて、夏の兆しが感じられる快晴だった。
「あの、幽霊って日差しとか大丈夫なんですか?」
「あぁ、何か苦手なやつもいるらしいが、俺は平気なんだよ」
そういうもんなのかと田車は納得する。幽霊って本当に適当なんだなと思った。
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