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真田家は、まず庭先に有刺鉄線を張り巡らせた。 裏山には、有刺鉄線と電流線を作り相手の侵入に備えて、落とし穴もつくる。 真田の祖父は元々陸軍にいたので戦い事には抜かりのない作戦をたてていた。 その頃、篠田は真田家の偵察をしていた。 裏山にはトラップがあることを確認してある作戦を考えた。 まず、段ボールに入り親戚の協力の基、宅配便を装って 侵入する事だ。篠田の考えはあるゲームでの作戦と変わらない。 篠田が真田の家に着くと、真田の祖父が「いかん!これじゃ旗を取られてしまう。第二作戦、煙幕を張れ!敵は2時の方向、荷物に扮してる」と号令をかけると、一斉に煙幕を張った。 篠田は煙幕で視界が悪くなり侵入に失敗。 真田な祖父は、「これより、篠田家に攻めを行う。作戦はトラフト作戦」と号令をする。 トラフト作戦とは、1軍を正面に行かせて、2軍で援護。その間に3軍を忍ばせる作戦。 そして、この作戦は暗くなってから実行された。 しかし、ゲーム知識の篠田は黙っていなかった。今度は警戒を網の目にしていた。 3軍までの侵入した。ここからは、祐司の行動のみとなった。その頃、真田家は脱退をして新たな作戦を考えた。 祐司は屋敷の中に入り、旗を探すが見つからない。 真田家は再び、篠田家の近くまでいき、そこからは突っ込んでいく。 真田家は、持久戦にもって行き、相手の体力を消耗させた。 そして、篠田家は追い込まれて、祐司は旗を取った。 結果は、真田家の勝ちになった。 祐司は円を迎えに行き、「戦いは終わった。」と告げると円は泣きながら返事をした。 結婚は無事に終わった。 この村にも平和が来たがすぐに花嫁戦争となった…
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