花嫁大戦争

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 20XX年3月、日本、東北地方、奥羽山脈の麓の村では、村人の結婚式が盛大に行われていた。 しかし、この結婚式普通とは違う。 花嫁1人に、新郎が2人。 一夫多妻の日本ではあり得ない光景… いや、一夫多妻ではない、一妻二夫(いちさいにふ)の異様な光景。 そして、村の長老が「これより、この村の儀式。花嫁戦争を行う。この花嫁、村一番の美人、滝田 キラリと結婚出来るのはどちらの新郎じゃ!」と言うと村人が盛り上がった。 そして、長老の隣にいた滝田の親父が、「東陣、私の娘と付き合って2年の男、真田家の長男、祐司。西陣、娘に片想いのまま伝えきれずにいた男、篠田家の次男、三郎。今回の戦の内容は、どちらかの家の旗を奪うかです!」と話す。 そして、法螺貝をならし始まった。 真田は円に、「絶対勝つと言い戦いにいく。」
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