偏屈

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「もうやだ最低最悪信じられないキライ死んじゃえ馬鹿」 俺は背もたれに突っ伏してぶつぶつ言っていた。 「何の呪文唱えてんだよ」 ここにきて俺が悪酔いしてきた。 「うわぁ…、お前絡み酒タイプかめんどくせえ」 「伊純さんにだけだよ」 少し汗が引いた頃、ジャケットをハンガーにかけて伊純さんが浴室に歩いていく。 それを見て服を脱ぎながら無意識についていった。 俺の歩いた形跡が脱いだ服でわかる。 「なんだよ」 「アンタのせいで汗かいた。洗って」 「どういう理屈なんだそれ」 「わっ!」 勢いよくシャワーを顔にかけられて避けられなかった。 「そんなに言うなら洗ってやる」 シャワーヘッドをはずした部分を後ろの穴に入れてきた。 その感触にふるえて鳥肌が立つ。 「や、だ…なに」 「だから、綺麗に洗ってやるよ」 おなかに水がたまっていく感じが全身に広がって今度は俺が自分で立っていられなくなった。 「体も自分で洗えない坊っちゃん。もう少しお守りが必要か?」 「うるさ…あ…‥」 シャワーをわざと俺の性感帯に当てて遊ばれる。 だんだん甘い声しか出てこなくなった。
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