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第二章 盗撮
水族館に向かい3人でデートしているが、
ハルカさんはカメラを消音にして
ずっとアキヒトと望の写真を撮っていた。
その意図を知っているアキヒトは、
わざと望に近づいている。
「どう?」
しばらくして小声で聞くと、オッケーマークを出された。
「いい感じ。今から送る。」
送られてきた写真をカイトにラインする。
「あいつ、これ見て諦めないかなぁ?望のこと。」
心配しながら返事を待つが、来ない。
「大丈夫、このあとも作戦があるから。」
ハルカさんはニヤリと笑うと、ウインクした。
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