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【死】   僕は都立普通科の共学高校に通っている。 特に部活はしていない… 興味があるのは海のこと、海洋生物… 特に、魚に興味があった。 それもなぜかわからない… 肌がそれを感じ将来は海に関わる仕事を行うと決めていた。 出来れば、大学は海洋学を学びたいのだが‥‥ 大学の学費をおじさんに工面してもらうことに僕はなぜか罪悪感を感じ… 出来れば、バイトなどで働き学費をと考えていたが… この国の制度「完全支配制」は学業優先を法律に掲げ、高校生のバイトを禁止していた。 僕は高校2年であり、大学進学か就職か決めかねていた。 そんなある時、学校からもどるとおじさんが失踪していた。 僕は、手あたり次第、知り合いに確認したのだが… 一週間が過ぎた頃… 湘南の警察から連絡が入った。 それは、遺体を確認して欲しい依頼であった。 僕は唖然し耳を疑い… 嘘であってほしいと… その警察からの電話内容を何度も何度も聞き返していた。 僕が真実だと認識したのは、湘南警察につき遺体を見た時だった… おじさんの死因は殺傷によるショック死で殺傷後、茅ケ崎港に投げ込まれたのだ。 おじさんの遺体は見る形も無残で生前の面影がなく… 顔は海水を含み腫れあがり、頭はナイフのようなもので刺されたのか? 目を背けたくなるような容姿であった。 それでもこの遺体がおじさんであると確証したのは… うなじ、後頭部に大きなあざが発見できたからだ… おじさんがどうして殺されたのか? 僕はわからない? その時、おじさんの後頭部のあざを見ていると… 僕の脳裏にある情景が現れ危険を予知していた。 その情景は、ゾンビを引き連れた巨大な人が僕を襲おうとしている。 その時おじさんらしき人が僕を担ぎ上げ助けてくれたのだ。 僕はその悪夢を払いのけるように… 頭を左右に振りその情景を振り払った。 僕は亡くなったおじさんの遺品を警察から受け取った。 遺品は衣服、靴、手帳であった。 現金は無くなっていて強盗に襲われ殺害され海に投げ込まれたのだと…? しかし、僕はこの残虐さに… すると、手帳におかしな暗号が‥‥ 「あれ、この数字…」 これは、おじさんが生前に僕に伝えていた数字… 暗号であった。 僕は警察で葬儀を行い、遺品を持ち帰ることとなった。 僕はなぜか嫌な胸騒ぎを感じていた?
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