チー理雄

「ぅっ…………ふぇぇーーーん！ えーん」

私は力が抜けて、その場にへたり込んだ。
いつまでも「えーんえーん」と子供みたいに泣き続ける私に目線を合わして、りおりおは「仕方ね～ヤツだな」と言いながら涙を拭ってくれる。

「オバサンは言い過ぎだよな～」

「私まだオバサンちゃうのに～～！」

「ハイハイ分かった分かった。作者はいくつになっても可愛いよ」

「カレンと私どっちが可愛い？」

「カレンの方が可愛い」←即答

よーしよしとしながら介抱してくれるけど、やっぱりりおりおの一番はカレンらしい。

早く引っ付けたらんなな。