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「そんな場合じゃない！ステファニー！…
でもどうやって…」
（あれ…さっきまでできてたのに…なんで…！？）
夏菜はゾクゾクと震えはじめた。
（どうしようどうしようどうしよう！！）
「落ち着いて夏菜…慌てないで、
絵本に書いてあったこと…覚えてる？」
（はっ！おおばあちゃん！？絵本絵本…そうか！
心だ！救う心、愛…私もさっきまで、
救いたい心でいっぱいだった…答えは
そんなにすぐそこだったなんて…
今はそんな場合じゃない！行かないと！）
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