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病院に着いて処置を受けている間に両親がきた。
だいたい何があったかは、警察から連絡が行ったのだろう。
俺は、親に連絡する事も忘れて呆然としていた。
父親が「聡、玲子を助けてくれてありがとう。」
そう言ったけど、ぜんぜん助けたうちに入らない。
母親は、泣いていた。
処置が終わったようで医者がでてきた。
「顔や上半身は、殴られて打撲してますが、
性的暴行は受けていません。」
医者がそう言うと両親は、ほっとしたようだった。
俺は、許せなかった。
最後までしなくてもブラウスは、破られていた。
何が、受けてないだ。
十分、妹は傷つけられた。
許せない。絶対に許す事はできない。
精神的な傷は残るだろう。
あいつ等は、最初から玲子に目をつけていたんだ。
体が、不自由で美少女だから。
許さない。
玲子が、許しても....
俺は、絶対に許せない。
殴り殺したかった。
八つ裂きにしたかった。
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