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学校変更!?
とある日...
?『もうおにいちゃん、やっ!!!』
この、白髪に赤眼でうさぎのぬいぐるみをギュっとしながら、涙目になっている少年こそ、この物語の主人公『如月 心玖』である。
ー数時間前ー
まだ眠たいのか、心玖が目をこすりながら起きてくる。
?「おはよう、心玖~」
『おはょ、おにいちゃ、。』
心玖はリビングの食卓の兄の向かいの席に座り、隣に心玖のぬいぐるみ「ある」を専用のイスに座らせてあげる。
今日の朝ごはんはメイドさんが用意してくれた、はちみつと生クリームそして大量のいちごが乗ったパンケーキである。
心玖が朝ごはんを食べ終わって、ホットミルクを飲みながらゆっくりしていた時、紺色の髪に鮮やかな紫眼の青年、心玖の兄「如月 稀鏡」が話しかけてくる。
兄「そうだ、心玖~ 心玖には狼瑳学園に通ってもらうからね~」
稀鏡はとてもニヤニヤしながら、そう言ってきた。
『...え!?どういうこと!しぃは、おにいちゃんと一緒の白兎学園に通うはずでしょ!!それにしぃ、狼瑳学園の入学テストなんて受けてないよ!』
兄「それはね~、お兄ちゃんが心玖にこの前解かせたテストが狼瑳学園のテストだったんだよ~!」
ーそして、冒頭に戻るのであるー
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