今度はきっと・・・!

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『僕は農家に生まれた一人息子、  両親と毎日田畑を耕す傍ら  村の教場で再び教えることと、  それから・・・同じ学校に  勤めていた同僚に、結婚を  申し込むことが・・・  帰還して一番にしたいことでした。  なのに・・・故郷に戻るやいなや  胸の病いに倒れてしまい・・・  今もこうして・・・六畳間で  天井を見つめるだけです。  昨年・・・僕が好きだった人は  北陸の方へ嫁がれたそうです。
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