2話

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2話

OPEN カララン おけっ! 今日も仕事、仕事っ! 「ほら、お前ら、帰れ」 「はーっい」 「はいっ、今日も美味しかったですっ!」 「じゃーな」 「っし」 「はじめっか」 カララーン も、もうお客様!? はやっ 「い、いらっしゃいませ!」 「カフェモカもらえる?」 「はいっ少々お待ちください」 「うん」 〜カウンター内〜 うわぁっ、何、、あの人、、 髪の毛はセミロングくらいで ちょっとツリ目 でも怖そうな人じゃないし、 なんか眠そう 「お持ちいたしました」 「ありがとうございます」 「少しお聞きしていいですか?」 「なんですか?」 「お名前は?」 「リコ・ラゼク・トロフィー」 「え?」 「リコ・ラゼク・トロフィー」 「え?え?」 「リコでいいですよ?」 「あ、はい、リコさん」 「呼び捨てとかで結構ですから」 「えと、リコちゃん」 リコちゃんは少し不満そうな顔をしていたが まあ、いいか 「えと、どうしてこんなに早く店に?」 「相談があったのです」 「…」 「店主のファイくんって子に相談があってきたんですよ」 「ファイなら…俺です」
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