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3話
「へえーっあなたがファイくん…」
そう言って俺の顔をまじまじと見つめてくる
「な、なんですか」
「いや、で、相談なんだけど」
「はい」
「あなたのカフェオレが飲みたいって言う人がいてね」
「そうなんですか?」
まず俺のカフェオレの噂なんかあるのか?
「うん、それが私の妹なんだけど」
「はい」
「カフェオレ大好きな子でね」
「ここの噂を聞きつけてどうしても飲みたいって」
「来ていただけないのですか?」
「それが、足を骨折してて、」
そうなのか
でも飲ませてあげたい
「飲ませてあげたいです、えと、妹さんの名前は?」
「ニコ・ラゼク・トロフィー」
「ニコちゃん?」
「うん」
「じゃあ俺がそこに行くよ」
「え?」
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