冷却都市少女

設定集

【世界観】
2030年日本、夕凪副都心市。集中した人口を安定した生活を営ませるために一部地域では多階層形式の都市となっている。近未来ということで、スマートフォンやコンピューターは基本的には大きく変化はしておらず、通信規格が６Ｇが使用を開始されようかといったところだ。

地上部の発展とは逆に地下街は、1990年代から変わらずにレトロな雰囲気が漂う。まるで新橋駅前地下街のように...

【言葉】
.地球冷却化
原因不明であるが2023年ごろから徐々に発生し悪化しつつある。平均として温度が年間当たり数℃低下していく。
.地下都市
地球冷却化に伴い、時の政府が各都市部の地下4階からそれ以下に都市部の3分の１が収容できる規模の都市を設計した。既存の地下街とは接続しており、地下都市での生活ができるようになっている。シェルターとは違い自給自足並びにエネルギーの供給や、排水やゴミ等の処理も可能である。
.魔法少女
実在しないが、クローンで占められている地上部で発生するバグといわれるクローンの障害を対処する「管理者」といわれるクローンの上位個体のことを愛称を込めて魔法少女という。
.クローン
本物の人間（マザー）からＤＮＡをコピーし培養、形成し　記憶や意識を数値化して反映した人造人間。なお、思想や感情を持っている。本作品中のクローンは、体内に管理デバイスを埋め込まれている。なお、管理者や観察者にはそれに加えて外部に情報を同期するためのポートがある。
.管理者
クローンの不具合を処理する者。自身は、バグが発生しないように安定したＯＳを持つデバイスを組み込まれている。
.観察者
-
.バグ
クローンは通常の人間同様に病気や精神異常を起こすことがある。だが、クローンに限って罹患する精神汚染のことは病気とは区切られ「バグ」といわれる。コンピューター同様に悪影響をもたらすため管理者によって処理されることがある。バグには2種類存在し「デバイス型不良」「クローン不良」が存在する。前者の場合は、回復する可能性が80%なのに対して後者は0.1%である。前者の場合は、通常の診断で検出が可能であるが後者の場合は自覚症状のみである。（検出不可）

【登場人物】
葉波みなと（クローン）
観察者。
高校2年生男性。身長１７０ｃｍであり、黒ぶちメガネをかけている。落ち着いた性格であるが、どこかあきらめたような行動が多い。友人は少ないがいる。女子、男子問わずに「かわいい」といわれるように天然な行動がたまにある。凪葉凛のことが好きであり、物語後半では恋仲となる。
アニメキャラクターでは、髪の毛はアッシュグレーのマッシュカットである。

凪葉凛（クローン）
管理者。
葉波同様に高校2年生。身長は１６５ｃｍ。メガネはない。疲れていることが多く口数は少ない。年齢に似合わずに大人びた口調である。冷酷な性格があるがみなとに関しては少し暖かい性格だ。友人は基本的にはいない。
アニメキャラクターでは、髪の毛はアッシュブルー。クレオパトカット。

sakura
管理者。
凪葉凛が初めて地上へ来た際に管理者としての役割や仕事を教えた人物。ハーフであり、日本語には外国語訛りがある。180cm
仲間がいない生活が長かった為凛のことを愛して育てたと同時に仲間意識がある。
アニメキャラクターでは、黒髪、ポニーテール。

葉波みなと（本物）
クローンと異なり年齢が25歳。凪葉凛（本物）と結婚している。凛同様にこの世界の真相を知る。

凪葉凛（本物）
年齢は25歳。この世界の真相を知っている。クローンとは異なりメガネをかけているほか、髪型がボブである。