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おすすめしたい本
えっとですね、スマホから書いてるので読みずらいかもしれませんが、ちょいとばかし視線を向けていただければと。
私今日、昨日の日記を更新してから一睡もしてません笑
というのも、昼間の活動量が少なすぎて眠れなかったんですよね。
そこで、まあこういう使い方もどうかと思いますが、「本を読んだら眠くなるかな」と思い、まだ読んでなかった新刊図書を手に取ったんです。
『夜を統べる王と6つの輝晶』という、昔出た『夢の上』という小説の文庫本バージョンを読んでいました。
この作品、私『夢の上』から大好きで。
全3巻で6つのパートがあるんですが、それぞれで別々の人物の「叶えられなかった夢」を描いているんですね。
そしてその6パートを通して、ひとつの国の革命までの物語が描かれているんですが、これがすごい。
まず、6人の人物は決してお互いに関係の無い人物ではないんです。
まあそりゃ、同じ国の革命についての物語なら、登場人物も多少同じでしょって話なんですが…
ですがこの物語の凄いところは、同じシーンが違う人の目線でループしてくるんです。
作者である多崎礼先生は「神の目線」と称していますが、まさに神の目線。
物語の作り込みもさることながら、ループしてきたシーンを読むと、「このキャラこの時こんなことを思ってたんだな」とか、他のキャラが得ていた印象に反する考えを持っていると「おまえ…」となります。
あと、単純に楽しいんですよね、展開がわかっていても、展開がわかっているからこそ個人の感情に目がつけやすくて。
そしてもちろん、ただ単に革命の物語として読んでも面白いです。
文庫本だと、最近出たので書店でお求めやすいです。
新書版はもう中古くらいしか出回ってないですかね…、私もそれはそれは偶然、中古本屋で全3巻と番外編を見つけたので。
文庫版と新書版で若干文章が変わっていて、新書版の方が読みやすくなっているとのこと。
中公文庫さんで出てるので、機会があれば是非手に取って欲しいなぁ…という唐突な布教でした。笑
ところで、今ここまで書いて、「そういえば以前に日記のどこかで書いた気もするんだが?」と思ってるんですけど気の所為ですよね?
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